宮城県警備業協会青年部において2月事業「経営者・幹部セミナー 〜新時代を勝ち抜くためのヒューマンソリューション〜」を開催いたしました。
ソリューションとは解決策といった意味を持つ言葉であり、これから全国で本格化していく「雇用氷河期」に我々警備業は絶対に生き残るという青年部員の熱い想いを込めて付けられたテーマです。
この事業の担当は研修委員会。これまで4回の委員会、2回の臨時委員会、2回の講師打ち合わせと準備を進めてきました。研修委員会としては初となる事業であるため、たくさんのアイディアを青年部員間で出し合い、ゼロから作り上げたものとなります。
セミナーは青年部員だけではなく広く協会加盟員に呼びかけ、当日は44名もの参加者が集まり大いに勉強をさせていただきました。
第1部セミナーでは人材育成コンサルタントであるワッツ・ビジョン代表笹崎久美子様を講師にお招きして「タイプ別 社員の活かし方」というお題で講義をしていただきました。社員のタイプを大きく4つに分け、それぞれにある利点と欠点を知ることから始め、社内で正しく活躍してもらおうという内容です。これは事務所で勤務する事務系社員だけではなく、現場で勤務する警備員まで応用できる内容であり、我々青年部にとって初めて聞く内容であったため、講義を受ける聴衆からはどよめきに近い声も上がっていました。本当にためになる素晴らしい内容でした。この話は既存社員を一人でも長く雇用し続けることができるよう活用していきたいと思います。
第2部セミナーでは採用コンサルタントであるリージョンズ株式会社 チーフコンサルタント大石豊様を講師にお招きして「採用力の鍛え方」というお題で講義をしていただきました。採用とは求人誌に広告を出すことだけを指すわけではなく、経営理念や普段からいかに社員を大切にしているか等すべてのことがトータルで問われるものであり、決して賃金の高い低いで決まるものではない。我々警備業者にとっては心強い話であり、自社の強みを見つめ対外的に発信し、今後の採用活動に活かしていきたいと思います。
その後、青年部大新年会が行われました。ここではスペシャルゲストとして佐々木淳吾アナウンサーが登場。第3部として居酒屋セミナー「できる男の話し方」というお題で講演していただきました。我々青年部が少しでも「できる」側に近づけるようにしていきたいものです。
3名の素晴らしい講師陣に恵まれ、青年部2月事業はたいへん実りの多いものとなりました。まだまだ未熟な運営だったとは思いますが、今後の事業にこの経験を活かしていき、青年部を継続性と発展性のある団体にしていきたいと思います。
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